AKB48の海外姉妹グループ、SNH48(中国・上海)の宮澤佐江(23)と鈴木まりや(22)が11日、
上海の専用劇場・星夢劇場でSNH48メンバーとして初ステージに立った。
二人が現地ファンの前でパフォーマンスするのは今回が初めてで、
覚えてきた中国語で自己紹介すると大きな歓声が沸き起こった。
昨年11月1日からSNH48に移籍するも、就労ビザの取得が難航。
これまで中国での活動がままならなかった宮澤と鈴木が、
満を持してSNH48劇場デビューを果たした。
この日の公演は、AKB48の『最終ベルがなる』公演全16曲と
「ヘビーローテーション」を加えた全17曲。
二人はすべての楽曲に参加し、中国語訳された歌詞でパフォーマンスした。
会場は満席となる330人の観客で埋め尽くされ、
二人の出演を心待ちにしていた現地ファンは
「さえちゃん」「まりやんぬ」と書かれたネームプレートを片手に声援を送り、
本から駆けつけたファンからも熱視線が送られた。
ユニット曲として宮澤は「ごめんねジュエル」、鈴木は「おしべとめしべと夜の蝶々」に登場。
「さえちゃん! まりや!」コールが響き渡ったアンコールでは、
宮澤センターの「ヘビーローテーション」で魅了していた。
宮澤はSNH48メンバーとしての初公演を終え、自身のツイッターで
「パフォーマンスに悔いはない! やりきったしぶつけてきました!」
「一度の人生。忘れることのない思い出がまた増えた。
ズタボロになるまでやってみるよ」とメッセージをつづった。
今後二人は、12・13日にも行われる劇場公演に出演。